「先生」とわたし反核てぬぐい

2011年01月08日

眠り。回復。

良く寝た。

今日は、午後からの仕事がキャンセルになり、朝1つだけ仕事をしてフリーになった。
冷えた空気の中を自転車で駆け抜けて利用者宅へ。デイ送り出しの予定だったが、「足が痛いから行きたくない」という利用者。
急激に気温も下がったし無理はないだろう、と思いつつも、会社のことやデイサービス側のことがちらりと頭をかすめる。でも、わたしは常に利用者の味方でいよう、とまた思い直す。
子どもの学校に電話をかけるがごとく、事務所とデイに電話して利用者の訴えを代弁する。何かちょっと言い訳がましくなっちゃったかな、とか思いつつ。
ああ、でも、いつもわたしの時は「デイ行かない」って言ってお休みしちゃうんだよなぁ・・・。何かわたしにも問題があるのかもなーと少し思うのだった。
認知症だからといって、うまく言いくるめて連れ出すっていうのはやりたくないし、利用者はいい大人なんだから、「行きたくない!」って言っているのを、わたしが「ダメ!」っていうこともできない。
送り出すのが仕事なんだけど、いつもそれに失敗しているわたしだ。いや待てよ。足が痛いんだから仕方ない。でもな。「それでも行きたい!」って思わせられないデイ側にも問題があるのか?とか考えつつ。しかし、この寒さじゃ休みたくもなるわな。足も痛くなるさ。ね。
で、結局30分延長して、若干悩みながらも昼食も作って帰って来た。

事務所に電話して管理者に「いつもわたしの時は行かないんですよねぇ・・・」って相談したら、「そんなの、たまたまだよー」って言ってもらえて、少しほっとする。それならいいのだけど。
けど、意欲をかき立てるような工夫がもう少し必要かもしれない。
このままだと、部屋に閉じこもり、人と会話せず、横になっている時間が増えてしまうことになってしまうから。

家に帰って来て、急に料理をし出す。
今日1日はわたし一人の時間なので、お昼ごはんと、夜ごはんに食べられるものを一気に作る。
昼ごはんを食べている間に、急激に疲れが吹き出す感覚に見舞われる。そして、最近、特に感じるのは、匂いに敏感。ここしばらく、お椀で味噌汁が飲めない。木の匂いが異常に鼻にくるのだ。
昨日は、飲み会から帰って来たやっちゃんの、服や髪の毛についた油の匂いが気になって、早く風呂入れだの髪の毛洗えだのうるさく言ってしまった。疲れが鼻にきているのか、アンモニア臭を嗅ぎ過ぎて、臭覚がおかしくなったのか(笑)
しかも、お茶が美味しく感じない。
コーヒーを欲する。いつもと何かが違う。
食べ終わって、本を読んでいると案の定、ものすごい深い眠りが襲ってきた。夜には感じない種類の眠気だ。泥沼埋まっていくような、とにかく対抗できない眠りの中に体を沈める。
沢山夢を見た。
母が、他の人に送った年賀状が間違ってわたしに届く。(しかも封書で、結構悩み的なことが書いてある。で、最後のページのほうには交流分析とかの図まであって、いつの間にこんなことを・・・と思った)
そのあて名の名前に見覚えがあるが誰だろう?と思い起していたら、ある利用者の名前であることがわかった。
その利用者はもう、うちの事業所が介入できなくなってしまった人。いろいろな問題があり、そしてどうしても対応できなくなった人だった。
わたしは一度も会ったことはないのに、何でその人の名前が出て来たんだろう?

そして、ハッとして目覚めて時計を見る。一瞬、次の仕事の時間は?!と焦る。でも、すぐにああ今日はもう休んでいいんだーと気づいてまた眠りに引きずり込まれるといった感じ。そういうのを繰り返して3時間ぐらい寝ていたみたい。だんだん日が陰り始め、やっと起き出した。
わたしの体は、休息を必要としていたんだなー。わかっていたことだけど改めて思う。寒さが極端に苦手な、グータラな自分だ。猫みたいに布団でぬくぬくゴロゴロするのが大好き。
何かちょっと本来の自分を取り戻したみたい。
ここ数日、風邪ひきそうで我慢していたのを、なんとか食い止められたっぽい。

明日一軒目の家が、超寒くて、しかもお湯が出ないので、今から気分は寒いけど!
何とか乗り切ろう。


gofuchudiary at 22:07│Comments(0)TrackBack(0) 仕事 | 日々

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