秋のそらホームヘルパーというお仕事

2010年10月27日

もやもや

この気持ちを何と言ったらいいものやら。


週に3回は入っている一人暮らしのおばさん(認知症)の家に行った。
お金ないのね。家族もいないし。
2日前に見た時は財布の中に3000円あって、わたしはその中から1000円だけ持ってスーパーに行った。冷蔵庫には何も入ってなくて食べるものがないから。卵もバラで買って。それこそ1個何十円とかそういう世界。他にも安いものだけ探して組み立てて、この1000円札でどれだけ効率よく買えるか。要するにどうやって食いつないで生き延びるかってことだ。
携帯を片手に足し算しながら商品をカゴに入れていく。ゲームのような楽しさでもあり、そこには哀しみもぐっと詰まっている。
おばさんは買ってきたものを見せると喜ぶ。
レトルトのしょぼいご飯を見て「おいしそー!」と手をたたいたりもするのだ。
わたしは感情移入しすぎたのかもしれない。何とか力になりたいって思って、だけど具体的にどうできるわけもなく、ただケアプランに沿ったこと(調理とか買物とか)やって、それで話をして帰って来るだけ。
最近になって他の事業所のヘルパーも別の曜日に入り始めたんだけど、今日行って財布を見たらお札がない・・・。そしてレシートは1600いくらとか普通に使っていて、しかもすぐ食べられるご飯じゃなくて調味料をいっぱい買っていた。
何かわたしは、一気に力が抜けたよ。
この少ないお金の中でいかに工夫して生活するかだって思ってたから。(本人はあまり気づいてないと思うけど!)
調味料はそのままじゃ食べらんないし、食材あって初めて使えるものじゃん!!
これしかないお金の中で、何を優先して買うかなんて考えたらわかるよね?
何か久々にがーんときた。
そしてものすごく哀しくなったのだった。
どこかで、自分がこんなに一生懸命考えて節約しているのに、わかってくれよっていう思いがあったのかもしれないな・・・。
この家に来ると、100円の重み、一食のご飯の重みがすごい。
大事に大事にしなければと思う。
けどきっと、その思いがこのやるせなさを生んでいる。

事務所に帰ると、真面目会議中だった。
今まで見たことない風景。

今度個人面談もあるらしい。特にわたしとかは稼働数が多いので念入りに、らしい。
さてわたしはどうするのだろうか。
「所長」に何を伝えるんだろう。
仕事は週に3回くらいにしたいだとか、逆に社員になりたいだとか、いろんなことを考えたけど、実際のところどうしたいのか。社員になりたいというのは、それだけ保障をつけて働きたいとか安定収入とかいうのが目的ではない。深く関わるという面で、だ。わたしの働き方では毎日利用者さんと関わっていようがどうしようが、ただのコマである。取り換え可能な道具でしかない。ケアに関わってる張本人が担当者会議に参加できないわけだからね。そこで決まったことだけを伝えられ、指示されやるだけ。そういうのを考えると何ともやりきれない思いがするのは確かだ。でも、それでもいいのかもしれない。喜んでもらえるのなら別に深くを知らなくたって。よくわからないや。
そしてわたしは本当はどうしたい?
最終的には何がしたい?
1か月前にあった会社内でのショックな出来事や、それに付随して信用できなくなったり心を開けなくなった相手がいること、そのことがきっかけで意欲を削がれているのも事実だ。
だから、クリアに判断ができない。
わたしの目にはフィルターがかかっている。

gofuchudiary at 20:19│Comments(0)TrackBack(0) 仕事 

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