3800円の宇宙新宿カオス

2010年01月29日

15時30分のお風呂

 今朝は、5時半に起きてやっちゃんを見送って、そして例のごとくまたベッドへ。目覚ましが鳴る8時半の2分前に目を覚ました。でもまた眠る。そのあとスヌーズとの戦いで、結局起きだしたのは午前9時。急いで支度して家を出る。携帯で恐ろしく長いメールを打ちながら電車に乗り、バスに乗り、やっと大学にたどり着いた。哲学もあと1回で終わってしまう。わたしの大学生活も来週で終りだ。何だか淋しい感じがする。
 帰りに府中駅で降りて、啓文堂に寄ってみた。今日発売のお目当ての本を・・・あ、あった見つけた!

恋と退屈 (河出文庫) (河出文庫 み 17-1)恋と退屈 (河出文庫) (河出文庫 み 17-1)
著者:峯田 和伸
販売元:河出書房新社
発売日:2010-01-29
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 ミネタの本がとうとう文庫になった。帰りのバスの中でさっそく読む。笑いをこらえつつ。家に帰って焼きうどんを作って食べるのもそこそこにまた読む。ベッドに寝転がってまた読む。こりゃあもう天性の才能だ。武田百合子みたいなもんだ。日記なんだから。作家がうんうん唸って考えても出てきやしない言葉を日常の中でゴボゴボっと(そうキレイな音ではないんだ、むしろヘドロの中のダイヤ)出す。惜しげもなく大胆に。そしてバカで繊細だ。
 読んでるうちに何だか無性に風呂に入りたくなった。平日の昼間、3時半に風呂。なんていい気分なんだろう!目をつぶってお湯にずぶずぶと沈んでじっとしていると、外の音が聞こえる。車が通り過ぎる音、道ゆく人の話し声、工事の音。何か平和な気がしてくる。母の子宮に戻ったように、ぷかぷかとぬるいお湯に浮くのだ。想像していた。胎児であるわたしは、いつしか、老人ホームの、お風呂の中にいる。あっという間だった。また帰っていくんだ。って、何かセンチメンタルじゃなくてね。温かくてぼんやりとした感じ。34歳のわたしを、80歳のわたしが思い出している光景のようなもの。その光景の中にいるようなもの。

gofuchudiary at 16:03│Comments(0)TrackBack(0) 日々 | 

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