2010年01月27日
忘れ物
昨日のランドマークからの景色は本当にすごいものだった。今朝はずっと放心しているような感覚。久々に歩きまわった疲れが出てるだけかも。窓の外は青空だけど、時間のずれを感じる。ずっとずっと前の空を見ているようだ。何だか最近そんなんばっかりだ。
やっちゃんは弁当を忘れて出勤。お昼に取りに来るとメールがあった。
わたしは、家事をして、そのあと少し勉強に取り組むが眠気が出る。あまりに暖かい部屋のせい。エスさんから借りたGOING UNDERGROUNDを聴く。何だかこれまたうきうきするようなメロディで。何故か、高校を卒業した年の春を思い返す。春。桜。新しい暮らし。学生といえど大人として存在するあの瞬間。ガッコーで煙草まで吸えるという開放感。何だったんだ。何が不満だったんだ。
勲章のようにしていたけれど、いつもそこに舞い戻る。オザケンを歌いながら自転車に乗って、この世の自由をすべて手に入れたような顔して。浅はかで、涙もろくて、一生懸命で、手のつけられないバカ。
だけどあれはそんな時代だったんだ。
必要だったんだ・・・。
後悔もない、汚点もない、曇り一つない人生に何の魅力があるか。恥と悔いと痛みの記憶。なんかそんなものが愛おしいようだ。
頭がぼーっとする。
amazonから本が届いた。