すっぴん国分寺で大フィーバーなり

2009年08月14日

記憶の断片を辿る2

 函館山の近くに図書館があった。古ぼけた木造の建物で、黴臭そうな古い本がたくさんある。10年以上前に1度だけ行ったことがあった。バイト友達と一緒に。今思い出してもかなりの過去だけど、その当時も、まるで過去にさかのぼったようだ、と思った。

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 こないだのカラオケで思い出したけれど、学生時代にカラオケ屋で安い酒に酔い、テーブルを叩いてリズムをとって大騒ぎしていたら、グラスがどんどんずれてって、3個ぐらい床に落ちて割れた。枝豆は吹っ飛び、それをまた拾って食べるのだ。そんなのが流行っていた。20代も半ばを過ぎて、当時の友達に久々に会ったら、床に落ちた食べ物を拾って口に入れなかったので、大人になったなーと感心したものだ。あの頃は、飲み会の次の日の朝に、覚えのない青あざを発見するのが常だった。

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 富士山行こうぜ!みたいに夜中に出発して、箱根で怪しい車をいっぱい見て、御殿場だったか小田原だったかのガストで、真夜中にハンバーグとか、朝までドリンクバーとか。

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 白い砂浜に若い夫婦、は、うちの両親。私は、水が飲みたいと言って、母がクーラーボックスから出してくれたのは、見たことのない「ポカリスウェット」と書いてある青い缶だった。「水みたいなものだから」と言ってそれをくれた。私はごくごく、と飲んでからびっくりした。水じゃない、甘い!何だこりゃ?スポーツドリンクを生まれて初めて飲んだ日のこと。その近くに白くて大きい犬がいた。海も空も今よりずっと青かった。

gofuchudiary at 11:00│Comments(0)TrackBack(0) 記憶 

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