2009年07月27日

オレンジスコーン/何かを尋ねる

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今日も別のレシピでオレンジスコーンを作った。明日会う人にあげるためプレゼント用にラッピング。

最近、何でも躊躇せず人にものを尋ねられる人というのは得をするなーなんて思う。
今日の八百屋でも、夕顔の食べ方をおしえてもらわなければ買うこともなかったし、なんか知らない客同士が1つの野菜をめぐって会話するっていうのも面白い。

みちくさ市を見に行った雑司ヶ谷で急にところてんが食べたくなった夫は豆腐屋に寄って「ここで食べたい」とお願いをして、パックの水を切ってたれをかけて割りばしまでもらい、店先の簡易椅子で食べていた。どう見たってただの豆腐屋の前で、世話話をしながら。
お前は地井武男か!というツッコミを入れたくもなる。

そういった意味で、ある日、完全に垣根を越えたおじさんを見つけた。
少し混みあっている中央線の車内で、1人のおじさんが女子高生に駅について笑って何か尋ねていた。知り合いかと思ったらそうでもないようだ。その話が終了してしばらくすると、隣に立っていた若い男の人に「あれ?その本、どこに売ってました?」と話しかける。「立川の本屋で買いましたよ」
「そうなんですか?私、探してるんですけどなかなか売ってなくてねー。やっぱり大きい本屋じゃないとないんだなー」
「そうですねー」なんて話になっている。
本の内容についても専門的なことをいくつか話していた。

たいていの人(日本人)は、街中で気になることがあっても、見てみぬふりや、聞きたいけど我慢や、注意したいけど言えない、というのがほとんどで、そしてその無関心さというのにほっとしたりもするわけだけど、なんだかこういう人を見ていると、自分の知りたいことをその場でクリアにできて羨ましいなーなんて思うのである。
変に思われるかな?とか、ウザがられる?とか他人の評価を気にせずに、臆せず尋ねられることで、必要な情報を瞬時に得られるのだ。
なかなか真似はできないけれど、モジモジもしたくないな、と思う。
いっそ、
「その服、どこで買ったんですか?かわいいですね」とか、「その本、おもしろいですよね、私も読みました」とか、なんか聞いたり言ったりしてみたい。

昔、ローマで道を歩いているときに急に「日本ではたまごっちはいくらするの?」と子どもに聞かれたことがあった。気になることがあったら話しかけるなんて、たぶん、イタリアだったら普通のことなんだろうな。

けれども、私は明日も、何かをこっそり盗み見しつつ、黙って通り過ぎる日々を過ごすのだろう。たぶん。


gofuchudiary at 23:27│Comments(0)TrackBack(0)日々 

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